治療例
Works
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新型コロナウイルス感染拡大の防止目的で2020年4月7日に非常事態宣言が出されました。それにより在宅勤務などの方も多くいることでしょう。その結果慣れない椅子や床に座ってのパソコン作業などで体のあちこちが硬くなって動かしにくくなっている方も多いことでしょう。
当院にも椅子や床に長く座って腰が痛くなった方が多く見えます。その多くの方が仙腸関節の機能障害を引き起こしています。関節の遊びが減少し動きにくくなっているのです。
仙腸関節はもともとわずかな余裕しかなく(1~2ミリ程度)、何かの拍子に引っかかって動かなくなり、痛みを引き起こしてしまいます。ぎっくり腰などが典型です。軽いものだとストレッチなどで引っかかりが偶然はずれたりして治る方はまれにありますが、多くの場合は腰に違和感が残ったり、ぎっくり腰を繰り返したりします。これは仙腸関節の周りの靱帯や軟部組織などが必要以上に緊張してしまい関節の遊びが狭くなっている状態が続いているからです。この状態で長時間座っていると、より靱帯や軟部組織などの緊張が高まり立ち上がりなどの動作開始時に腰痛や下肢の痛みが出ます。歩き始めてしばらくすると痛みがなくなり気にならなくなるのですが、また同じ姿勢が続くと動き初めに痛みが出るのです。この状態をほっておくとある日、完全に関節が引っかかってしまい、強い痛みとなり動けなくなってしまうのです。
ぎっくり腰などの既往がなくても40歳を過ぎると体重のかかる関節は変形が始まると言われています。仙腸関節の変形はレントゲンなどではわかりません。変形が始まるとスムーズさが失われてきますので引っかかる可能性は十分にあります。
このような症状が出てきた方は早めに治療することをお勧めします。
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