治療例
Works

側わん症

側わん症は成長期に伴って起こるものが多く診られますが、痛みを伴わないことが多く、
主な治療法は装具療法と言われています。

 

1例目は中学生の女子です。
母親が姿勢異常に気付き側わん症と診断され、肩甲骨から骨盤までの姿勢を矯正する
装具を使用していました。初診時にも立位でも一目でわかるほど胸のあたりがで右側に
曲がり、腰のあたりで左側に曲がった側わん症でした。

AKAを実施すると、胸の部分の曲がりはほとんど改善し、腰の曲がりのみ残りました。
また、背筋が伸び、姿勢が改善しました。その後、1回/2週の頻度でAKA、ANTを実施しました。
当初は2〜3日で姿勢が戻ってしまいましたが、徐々に良い姿勢が継続するようになり、
本人自身がまっすぐな感じが分かるようになってからは、2週間は良い姿勢を維持できるようになりました。
治療開始から10カ月程度たった今では腰の曲がりは残存しているものの、
以前に比べ、前屈しても左側が盛り上がらなくなってきています。
また、矯正用の装具もほとんど使用していません。
なによりも姿勢がまっすぐになったことを本人や家族が実感していただけたのは何よりです。
現在も治療継続中ですのでどこまで改善できるのか、経過を診ていきたいと思います。

 

もう一例は20代の女性です。
初めてAKA外来に来た時には椎間板ヘルニアによる腰痛と下肢のしびれでした。
MRI上からヘルニアの手術の適応があるレベルでした。
6ヶ月くらいで腰痛、しびれは改善しましたが、元々側わん症があったそうで、
それによる肩こり、仰向けになると片方だけ腰や背中が浮いてしまうなどの苦労があったようです。
AKA-Hを実施すると腰や背中がベッドにつくようになり、姿勢もまっすぐになるとのことでした。

そんな彼女が今、気にしていることは「結婚式でウェディングドレスがきれいに着れるかということ。
現在は結婚式に向けて1回/2カ月の頻度でメンテナンスしています。

 

今回の側わん症の2例から
側わん症でお困りの方の中には関節の動きが原因の症状もあります。
原因不明ですので、その増悪させるものとして背部の筋緊張の左右差があるかもしれません。
それは仙腸関節の機能障害の左右差によっているのかもしれません。
AKAやANTで関節の動きが改善し、姿勢やプロポーションが変わることがあります。

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林試の森に近い下目黒にて、ゆったりとした落ち着いた環境の中、新たな試みのクリニックです。 腰痛・膝痛などの関節痛や脳卒中後の麻痺で困っている方に、神経学的評価の上に関節運動学的アプローチを中心に治療致します。 日常生活の中でのちょっとした動作に不自由を感じている方に、その原因をご説明してその対処法をご指導申し上げます。 院長は、日本AKA医学会の指導医/専門医・脳神経外科・リハビリテーション科の専門医・外科認定医を取得しています。多面的評価のうえ、適切な治療と指導を行います。お気軽にご相談ください。